ストーカー対策

本物のストーカー対策とは

ストーカー規制法が平成12年5月に制定されました。その後ストーカーによる被害が減少した等というニュースは聞こえてきません。現実ストーカー規制法には他の法律と同じように多くの矛盾が存在しているからだと私たちは理解しています。また警察も市民の安全のため親身に相談に乗ってはくれるものの、パトロールの守備範囲や抱えている案件は非常に多く、人手不足も手伝って、細部まで手や目の届くストーカー対策が追いつかない現実もあります。

 

最近の傾向として被害者は女性だけに限らない

ストーカーの被害に遭っている方の不安感や恐怖心は、そうで無い方には想像すら出来ない苦しみでしょう。被害により極々普通の社会生活すら出来なくなってしまった被害者の方も沢山知っています。最近のニュース報道では、女性だけが被害者では無くなってきている傾向もあります。ストーカー犯も多様化してきているようです。法律が制定されたからと言って警察に訴え出れば解決するといった ような簡単な問題では無いようで、自分自身もストーカーの被害に遭わないよう常日頃からのストーカー対策が必要です。

警察が動きやすい証拠を押さえる

現行犯逮捕が何よりも効果があるでしょう、ですが先にもご説明したとおり、警察官のパトロールと、タイミング良く犯行が行われる確率はかなり低いのが現実。具体的に、女性であれば、同居人が居るようにカモフラージュするなどです。家庭ゴミは収集日の前日夜などに出しておくと、ストーカーが集積場から持ち帰りゴミの中を探り、個人情報の流出になりかねません。ゴミ出しは収集時間に合わせて出すなど対策が必要です。ネットで検索すればお分かり頂けるでしょう、今の世の中盗聴器は誰でも簡単に入手する事が出来、コンセントのタップ型盗聴器や超小型無線盗聴器など普通に購入できてしまいます。元彼や離婚した相手、子供の彼氏・彼女などに鍵を預けていた場合、複製を作られている可能性もあります、鍵を交換するなどの措置も取らなければ、犯人の入室は案外簡単なことでもあり盗聴器被害は防げません。この状況になると、個人レベルでは解決は出来ないでしょう。証拠収集やストーカー行為を証明するプロのチカラが必要です。

ストーカーの共通点

経験上ですが、ストーカー犯は、悪いこと、迷惑なことをしている認識がありません。これがストーカー対策で最も難しい問題です。公序良俗に対する良識に欠けているからです。道徳認識がストーカー犯は屈折していますから、人を立て話し合いに持ち込んでも、なぜイケないのかが理解出来ないことが大半です。かえって火を付けてしまうこともあり、大きな犯罪に発展してしまうこともあります。